究極の辛口(ドライ)白ワインはシェリーという説は納得してしまった逸品

finoblog20200722

ドライシェリーとは・・・?

シェリーがつくられる地域特有の産膜酵母”フロール”・・・ワインを酸化から守るこの酵母はワイン中の残された糖分を餌にしてよりドライでクリアな口当たりのワインを育てます。
キンキンに冷えた、フィノやマンサニージャはドライ志向の皆様に満足のいくスーパー級のドライな辛口だった!残糖が1g/l以下であるフィノやマンサニージャはワインの世界の中でも一般的に飲まれるシャンパーニュやカバの”ブリュット”でも12g/l未満ですからよほどエキストラ・ブリュットでないと辛口好きの舌を満足させることはできません。
だからフィノやマンサニージャはまれにみるドライ、辛口なんです。そして5度くらいのキンキンに冷えた状態で飲むことが非常に大切です。

ところでアンダルシア州北部にある「メスキータ」で有名なモンティージャ・モリレスはペドロ・ヒメネスでシェリータイプを産する地域です。
酒精強化は行わずに天日干ししたペドロ・ヒメネスは糖度がより高くなるので自然の発酵でアルコール度数の高いワインを作ることが出来ます。
そして、フロールの下で糖分は分解されソレラシステムで熟成されると味わいはまさにシェリーと変わらない。モンティージャの風味を持つワイン”フィノタイプ”に育ちました。ボデガス・エル・モンテのフィノ・セボージャは平均15年熟成されたフィノタイプのドライな味わいです。甘い印象のペドロヒメネスをここまでドライにするフロールの力は極上の辛口ワインを生みました。

日本ではなかなか手に入りにくいモンティージャ・モリレスの15年熟成ワインです。

ボデガスエルモンテ フィノ―セボージャ15年

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フロールという生き物がワインに与える影響でドライなキリッとした究極の辛口タイプが出来上がります。アルコールがゼロであれば限りなく水に近い飲み物となる。大航海の水の代わりのワイン。大航海のころの船積み荷物の中で非常に大切な水の替わりのワインへ思いがはせました。

大航海時代に船に積むために重要なもののひとつは
水。
しかし1500年代前後コロンブスや、マゼラン達の大航海時代に水を保管する方法もなく
ならば腐らないもので船に積めるもの・・・ワイン。しかも航海に負けない強いワインでした。
ワインにブランデーを加えて船に積み新天地を求め航海に出る。
酒精を強化することはいつからされていたのか定かでありませんがおそらくこの頃と言われます。シェリーやマデラに代表される酒精強化ワインは航海する人たちにとっての心のよりどころとなるくらい精神的な支えにもなった事でしょう。シェリー通の間では有名ですがマゼランが世界1周に出航してから500年経ちました。マゼラン艦隊が世界一周へ向けてサンルーカル・デ・バラメダを出航してから500周年の記念ボトル限定品販売中です!サンルーカル出航だからマンサニージャを記念のラベルボトルにしました。

ボデガス カイドサ マンサニージャ シンコ・センテナリオ 限定品
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ヘレスを訪れた時、ボデガの中は外気温とは格段に違い涼しい広々としたひんやりと湿った空気。
昼間はなるべく太陽の光を取り込まないように暗い印象だったのが思い出されます。
フロールはデリケートなので分厚くなって生き続けてワインの色を透明に保ち酸化から守るためには春や秋のような適度な涼しい気温も必要です。知恵が育んだたくさんの樽がずらりと並んだ風景を見るだけでフロールの存在に必要なこの環境に納得いたしました。

フロールは生きるためワインに残された糖分を食べるという神秘的な時間。多くのボデガでフロールが樽の中で浮かんでいるサンプルが見れます。
その中での試飲はまた格別でした。またいつか行ける事を夢見て!

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